50mmが標準レンズと呼ばれるワケ

50mmが標準レンズと呼ばれるワケ

50mmが標準レンズと呼ばれるワケ

ところでレンズの話を見聞していると、必ず50mmレンズを標準と書かれている、あるいは言っていることに気がつくと思います。

また、どのメーカーも50mm前後のレンズに力を入れており、とくに50mmは安価で明るいレンズを用意しています。

これ、いったい何を標準としているのでしょう?

諸説あります。

まず肉眼で何かを注視していない状態の時の視野が50mmの画角に近いということ。

でもこれには個体差があり、しかも注視していない状態の視野は約42mmと言われています。

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他にも広角レンズと望遠レンズの特性の中間であるという説、実画面の対角線長と焦点距離がもっとも近いという説など。

でも、いずれも明確な定義と納得できる論旨がありません。

この50mmを標準としている理由は、日本がカメラ作りのお手本としたエルンスト・ライツ社が初めて世に出したウル・ライカまで遡る必要があります。

1920年に発表されたウル・ライカを作ったのはオスカー・バルナック氏とマックス・ベレク氏。

このウル・ライカにつけられていたライツ・アナスチグマットと呼ばれる3群4枚のレンズが50mmだったのです。

もちろんバルナック氏もベレク氏もなぜ50mmだったか、などとは語っていません。

それでもカメラレンズの歴史を紐解く時、どのメーカーもこのアナスチグマット(その後エルマックスに名称変更)を参考にした事実があり、レンズを進歩させた原点であることを忘れてはいません。

おそらく、これこそが50mmを標準レンズと呼ぶ由縁でしょう。

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